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■ .起業・創業に関するマメ知識〔 LLPとは?〕
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本年8月に登場 LLPとは?
LLPは、「有限責任事業組合=リミテッド・ライアビリティ・
パートナーシップ」という新しい事業体です。本年8月から施行された
新たな事業の制度で、「有限責任事業組合契約に関する法律」によって
制度化されました。
資金がなくても、専門技術やノウハウをもった人的資源と企業が、
力を合わせて新たな事業に取り組みやすくするための事業体制度で、
中小企業同士、大企業と中小企業、産学連携、専門人材同士などの様々な
共同事業での活用が見込まれます。
なお、LLPの特徴は以下の3点です。
●「有限責任」
有限責任とは、出資者が、原則、出資した金額の範囲までしか責任を
負わない制度。組合員はリスクが限定され、事業に取り組みやすくなる。
●「内部自治の徹底」
内部自治とは、組織の内部ルールが組合員同士の話し合いで決定できること。
@取締役などの会社の機関を作らなくてもよい(内部組織を柔軟に作れる)。
運営方針などを、取締役会や株主総会の決議なしに、内部の出資者の
総意で自由に決められる、つまり組合員間の話し合いで柔軟に決めることが
できる。
A出資額の比率とは関係なく「損益・権限の分配ができる」
資金力だけでなく、技術力やノウハウに対しても柔軟に配分することが
できる。組合員のインセンティブを高めやすく、ニーズに応じた柔軟な
組織運営ができる。
●「組合員課税」
組合員課税とは、LLPの事業で出た利益は、LLP段階では法人税は
課されず、利益が分配された先の各組合員のもとで課税する仕組み。
また、損失が出た時は、組合員の他の所得と損益通算できる。
※他社と期限付きのプロジェクトを共同でやろうとする際は有効な選択肢に
なると思います。
※LLPは出資金額の下限がないため1円でも設立可能ですが、最低2人の
組合員が必要なので、LLPとしての最低出資金額は2円になります。
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商売の基本とは何か? 近江商人の「商売の十教訓」
事業計画を作る時、最初の方に必ず出てくるのが、事業コンセプトとか
自社の経営理念という項目。これは自分の事業の深層にある基本、
ビジネスの魂(たましい)基本みたいなものです。
ではビジネスの基本とは何でしょうか。400年前に書かれた近江商人の
「商売の十教訓」にビジネスの基本が表現されています。近江商人の
経営理念は、「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」の
心得です。
江戸時代の昔から商売のあるべき姿を確立していた近江商人たちは、
創業時は天秤棒を肩に全国を行商し、販路と資本ができると
三都(江戸・大阪・京都)をはじめ全国に出店したのです。そんな近江商人が
考えていたビジネスの基本に触れて、そして感じてください。
1.商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり。
2.店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何。
3.売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる。
4.資金の少なきを憂うるなかれ。信用の足らざるを憂うべし。
5.無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ。
6.良き品を売ることは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり。
7.紙一枚でも景品はお客を喜ばせるものだ。つけてあげられるもののない時は
笑顔を景品にせよ。
8.正札を守れ!値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ。
9.常に考えよ、今日の損益を。今日の損益を明らかにしないでは寝につかぬ
習慣にせよ。
10.商売には好況、不況はない。いずれにしても儲けねばならぬ。
近江商人は、「常にお客様第一の視点で考える」、「おもてなしの心をもつ」
ことを強調しています。400年も前に書かれたことが現在のビジネスにもピタリと
あてはまります。
ビジネスの秘訣は今も昔も変わりません。ビジネスがうまくいかないのは
商売の秘訣を実行していないからではないでしょうか。
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